西法寺トップ

当山は、正式名称を「浄土真宗本願寺派 淵淵山 西法寺」と申します。
阪神電車の千船駅から徒歩15分。
大阪市西淀川区の佃にある仏教寺院です。
一口に「仏教」と言っても、様々なご宗旨があります。
その中、当山は、「浄土真宗本願寺派」に属しています。
ご本山は、京都にある本願寺(西本願寺)です。
阿弥陀如来という仏さま、「南無阿弥陀仏」というお念仏を、
大切に仰ぐご宗旨です。

 


今月の掲示板

西法寺の正門の右に、小さな掲示板があります。
10月は、この言葉です。

親と仏さまだけです。
世間の常識を超えた考えを持つのは。


阿弥陀さまは、「南無阿弥陀仏」の声のすがたで、今、私にご一緒下さいます。

 

この人生を、共に歩んでくださいます。
そして、人生の最後、命を終える時には、私の手を引いて、お浄土へお連れくださいます。

 

私の側は、頼んだ覚えもありません。
願ったわけでもないのです。

 

それでも、一方的に、見返りを求めずに、
私がどれほど拒絶しようとも、どうか救わせてくれ、どうか救わせてくれ、と、
いつも南無阿弥陀仏で、ご一緒下さる仏さまです。

 

この仏さまのはたらきが、私たちに分かりにくいのです。
なぜなら、世間では、こんな価値観が、なかなかないからです。

 

ちょっと想像してみて下さい。

 

ある日、あなたは、どうしても遠方に出かけなければならないとします。
準備をして、パッと扉を開けてみると、なんと雨が降っています。
嫌だな、とおっくうに思っていると、一台の車が家の前に停まりました。
車の窓が開き、知らない人が顔を出してきて、あなたに言うのです。

 

 「  ○○さん、今日は△△へ行かないといけないんでしょ。
   私、知ってますよ。
   でも、雨が降ってて大変でしょ。
   さあ、乗ってください。
   私が連れて行ったげますから。  」

 

しかも、お金も、見返りも、必要ないっていうんです。

 

どうでしょう。
皆さん、乗りますか?

 

乗らないですよね。
こんなお方がおられたら、明らかに怪しいです。

 

それは、この世の中が、「ギブ&テイク」の世界だからです。

 

でも、この人が、もしも、自分の親だったらどうでしょう。

 

きっと同じようなことを言うと思います。

 

 「  あなた、今日、△△へ行かないといけないんでしょ。
    でも、雨が降ってて大変でしょ。
    さあ、乗って。
    連れて行ってあげる。  」

 

お金も、見返りも、必要ありません。

 

どうでしょう。
私だったら、すぐに乗ります。

 

この「ギブ&テイク」の世界の中で、唯一、その価値観を超えるのは、
親の存在なのかもしれません。

 

むしろ、世間の損得の価値観を超えて、私のために一生懸命になってくれる存在がいるとすれば、
私たちは、その存在を、「親」と呼ぶのかもしれません。

 

仏さまのはたらきは、一方的で、見返りを求めません。

 

この「ギブ&テイク」の世界の中で、仏さまのはたらきは、分かりにくいのです。

 

そのなかで、仏さまのはたらきに似ているはたらきを探すとするならば、
もはや親のはたらきぐらいしかたとえようがないのかもしれません。

 

昔の先輩方は、仏さまのことを、「親さま」と呼ばれていたそうです。

 

私のことを、私以上にご存じで、一方的に、見返りを求めず、
ただただ私のために一生懸命になってくださる「親さま」が、
今日も「南無阿弥陀仏」でご一緒です。

 

【住 職】 園 淵 和 夫  【若 院】 園 淵 和 貴
【住 所】 〒555−0001 大阪市西淀川区佃1−11−3
【電 話】 06 ( 6471 ) 6330
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