西法寺トップ

当山は、正式名称を「浄土真宗本願寺派 淵淵山 西法寺」と申します。
阪神電車の千船駅から徒歩15分。
大阪市西淀川区の佃にある仏教寺院です。
一口に「仏教」と言っても、様々なご宗旨があります。
その中、当山は、「浄土真宗本願寺派」に属しています。
ご本山は、京都にある本願寺(西本願寺)です。
阿弥陀如来という仏さま、「南無阿弥陀仏」というお念仏を、
大切に仰ぐご宗旨です。

 


今月の掲示板

西法寺の正門の右に、小さな掲示板があります。
2月は、この言葉です。

名前は、親が子供に送る、はじめての手紙なのかもしれない。

今月の言葉は、2012年の新聞に掲載された広告コピーだそうです。
あぁ、本当だな、と考えさせられました。

 

普段、街を歩いていると、沢山の人とすれ違います。
仕事帰りで早足に歩くお方。
手押し車を押し、一歩一歩、ゆったり歩いておられるご老人。
子供と手をつないで歩くお母さん。
学校帰り、友達とおしゃべりしている学生さん。

 

すれ違うだけの人ですが、その一人一人は、必ず自分の名前を背負って生きています。
百年もさかのぼる必要はありません。
ほんの何十年か前には、必ず、赤ちゃんだったころがあったはずです。
そしてそのそばには、お世話をしてくれた、お父さんやお母さんがいたはずです。
そのお父さんやお母さんは、目の前の赤ちゃんに名前をおくります。

 

赤ちゃんが、一生背負っていく名前です。
一生懸命考えたと思います。
この子にはこうあってほしいという未来、こうあってほしいという性格、こうあってほしいという友人関係、こうあってほしいという幸せ。
色々な願いを、目の前の赤ちゃんに托し、名前をおくったのではないでしょうか。
そして、おくられた赤ちゃんは、その人生の中で、何度も何度も、その名前を書き、その名前を呼ばれます。
その名前に込められた願いと共に、その人生を歩んで行く。
そして、一生かかって、その人生に托された願いに出会っていくのではないでしょうか。

 

そう考えると、その名前を、「手紙」と表現された標記の言葉のセンスっ!と、びっくりしました。

 

そして、今、目の前を歩く一人一人は、それぞれが、託された願いの中を歩いている。
そう考えると、なんでもなかった一人一人が、少し大事に思えるような気がします。

 

阿弥陀さまは、一人一人が歩む人生の、すべてをご存じです。
この度の人生だけではありません。
その前の命の時も、そのまた前の命の時も、ずっとご一緒だったそうです。

 

阿弥陀様は、きっとおっしゃるんだと思うんです。
「あなたの人生、知っているよ。
 あなたの笑顔、知っているよ。
 その涙、知っているよ。
 だからこそ、あなたのことが大事だよ。」

 

阿弥陀さまの眼差しの中には、胸がギュッと締め付けられるような、愛おしさがある。
そんなふうに味わっています。

 

南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。

 

【住 職】 園 淵 和 夫  【若 院】 園 淵 和 貴
【住 所】 〒555−0001 大阪市西淀川区佃1−11−3
【電 話】 06 ( 6471 ) 6330
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