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過去の掲載内容記事一覧

2021年1月(後半)食わねば死ぬ 緊急の課題 食っても死ぬ 永遠の問題標語の前半、「食わねば死ぬ 緊急の課題」。今日食べねば、命をつないでいくことができない。それは本当のことですし、とても大切なことです。ですが、標語の後半、「食っても死ぬ 永遠の問題」。たとえ命を長らえることができても、いつか死を経験せねばならない。これは、未来のことでありながら、しかし確定しています。お寺では、前半の課題よりは...

2021年11月毎日を人生最後の日だと思って生きよう。いつか本当にそうなる日が来るから。どなたの言葉だったか、どこで見たのか、定かではありませんが、ずっと心に残っている言葉です。「毎日を人生最後の日だと思って生きよう。」 →ふんふん、本当だな。「いつか本当にそうなる日が来るから。」 →ドキッ!・・・っとなったのを覚えています。こういうギョッとする言葉は大切です。特に、生と死については、そう思います...

2022年9月成功は人の表面を飾り、失敗は内面を豊かにする。失敗したとき、人は自分の小ささを知らされます。これまでの自分を振り返り、なぜうまくいっていたのかを知らされます。そうか、支えられていたのか、と。自分の小ささが分かることで、「支え」の大きさを知らされます。当たり前だった「支え」に、感謝できるようになります。背伸びせず、うぬぼれず、謙虚になれるご縁です。確かに、失敗すると、自分のそばから離れ...

2023年7月かたつむり どこで死んでも 我が家かな 先月の6月半ば、山口県の俵山温泉で、宗学の研鑽会に参加しておりました。早朝、雨が降る中、お聖教を抱え、会場であるお寺に向かって歩いておりますと、大きなカタツムリが角を伸ばしておりました。そのカタツムリを見たときに、先の俳句を思い出しました。「かたつむり どこで死んでも 我が家かな」 江戸時代の俳人として有名な、小林一茶の句だそうです。小林一茶は...

2024年5月他人に対しては、すぐ裁判官になるが自分に対しては、すぐ弁護士になる今月の言葉、様々な場面で、思い当たります。たとえば、、、子どもが、お手伝いでお皿洗いをしてくれていた時、音がします。ガチャーーン!「あ、お皿割ったな」、と思います。でも、自分がお皿を洗っていて、ガチャーン!となると、「あ、お皿が割れた」、となりませんか。他人が割ったときには、その人が割ったのです。でも、自分が割ったとき...

2025年2月グーみたいな奴がいてチョキみたいな奴もいてパーみたいな奴もいる。誰が一番強いか、答えを知っている奴はいるか。今月のこの言葉は、「宇宙兄弟」という漫画のセリフだそうです。じゃんけんで、グー、チョキ、パー、どれが強いか。それはその時々の話であって、そこに良し悪しは有りません。ですが、そこに良し悪しを見てしまうのが、私たちのものの見方かもしれません。ある哲学の本に書いてありましたが、人間は...

【住 職】 園 淵 和 貴  【前住職】 園 淵 和 夫
【住 所】 〒555−0001 大阪市西淀川区佃1−11−3
【電 話】 06 ( 6471 ) 6330
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